学会・シンポジウム発表一覧
2024年実績
発表者 | 演題名 | 実施回 | 学会名 | 年 | 月 | 発表形式 |
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上田晃史、大谷伸一郎、貝田智子、本庄恵、相原一、宮田和典 |
単一施設でのプリザーフロマイクロシャントの術後早期成績 |
第35回 | 日本緑内障学会 | 2024 | 9 | 一般講演 |
疋田隼也、寺田裕紀子、南慶一郎、 高田慶太、徳田祥太、本坊正人、森 洋斉、宮田和典 |
含水率を高くした疎水性アクリル眼内レンズ挿入後 3年における嚢内安定性の評価 |
第63回 | 日本白内障学会総会 | 2024 | 8 | 一般講演 |
水口法生、子島良平、野口ゆかり、園田忍、佐々木裕美、岩崎琢也、宮田和典 |
感染性角膜炎 |
日本眼感染・炎症・アレルギー学会 | 2024 | 7 | 一般講演 | |
高瀬博 |
ぶどう膜炎をサイエンスと臨床の側面から斬る |
日本眼感染・炎症・アレルギー学会 | 2024 | 7 | セミナー | |
子島良平 |
JAOI塗抹検鏡スキルトランスファー |
日本眼感染・炎症・アレルギー学会 | 2024 | 7 | シンポジウム | |
子島良平、﨑元暢、鈴木崇、星最智、加治優一、服部貴明、高山慶典、松田隆太郎、江口洋、戸所大輔、井上幸次 |
眼付属器感染症 |
日本眼感染・炎症・アレルギー学会 | 2024 | 7 | 一般講演 | |
森洋斉 |
眼内レンズ度数計算(基礎から最新まで) |
第39回 | JSCRS学術総会 | 2024 | 6 | セミナー |
徳田祥太 |
どうだったかな?今更聞けない白内障術前検査 |
第39回 | JSCRS学術総会 | 2024 | 6 | インストラクションコース |
宮田和典 |
周術期感染症・炎症対策 |
第39回 | JSCRS学術総会 | 2024 | 6 | セミナー |
森洋斉 |
世界の最新トレンドを知ろう!“What's New in 2024” |
第39回 | JSCRS学術総会 | 2024 | 6 | インストラクションコース |
上田晃史、森洋斉、柴琢也、小島隆司、市川一夫、藤田善史、宮田 和典 |
Double C-loop支持部を有するトーリック眼内レンズの乱視矯正効果 |
第39回 | JSCRS学術総会 | 2024 | 6 | 一般講演 |
徳田祥太 |
~白内障・屈折手術検査のコツと注意点~ |
第39回 | JSCRS学術総会 | 2024 | 6 | ナーシングプログラム |
森洋斉 |
トーリックIOLアップデート |
第39回 | JSCRS学術総会 | 2024 | 6 | セミナー |
貝田智子、谷口茉子、三野比斗美、大北陽一、木村亜紀子、宮田和典 | 両下直筋欠損を認めたA型間欠性外斜視の1例 | 第80回 | 日本弱視斜視学会総会 | 2024 | 6 | 一般講演 |
宮田真奈、岩崎琢也、上田晃史、子島良平、森洋斉、佐々木裕美、宮田和典 | 臨床細菌分離株に対するクロスリンキングの増殖抑制効果 | 第9回 | 九州角膜研究会 | 2024 | 5 | 一般講演 |
子島良平 | シンポジウム 全層角膜移植術の現状とその問題点 | 第94回 | 九州眼科学会 | 2024 | 5 | シンポジウム |
外山直樹 | Tolerance of Refractive Errors with Novel Monofocal Aspheric Intraocular Lenses | ARVO | 2024 | 5 | 一般講演 | |
寺田裕紀子、宮田和典、庄司信行、望月學 | 九州南部の単一施設におけるぶどう膜炎臨床統計 | 第128回 | 日本眼科学会総会 | 2024 | 4 | 一般講演 |
桑原直杜、外山直樹、尾方美由紀、森洋斉、南慶一郎、宮田和典 | 新しい非球面構造の単焦点眼内レンズにおける屈折誤差の許容特性 | 第128回 | 日本眼科学会総会 | 2024 | 4 | 一般講演 |
子島良平 | 教育セミナー 明日から始める 臨床研究のススメ クリニックで行う臨床研究の実際 | 第128回 | 日本眼科学会総会 | 2024 | 4 | セミナー |
子島良平 | モーニングセミナー 外眼部感染症の最近の知見 眼瞼炎 見落とさないための診断と治療 | 第128回 | 日本眼科学会総会 | 2024 | 4 | セミナー |
子島良平 | シンポジウム 眼感染症治療の新戦略 抗菌点眼薬の現状と課題 マクロライド系抗菌点眼液という新たな選択肢 | 第128回 | 日本眼科学会総会 | 2024 | 4 | シンポジウム |
小野喬、岩崎琢也、向坂俊裕、森洋斉、子島良平、宮井尊史、宮田和典 | 超高齢者における角膜内皮移植の眼科的・内科的特徴および予後 | 第48回 | 角膜カンファランス2024 | 2024 | 2 | 一般講演 |
宮田真奈、岩崎琢也、上田晃史、子島良平、森洋斉、佐々木裕美、宮田和典 | 感染性角膜炎から細菌分離株のクロスリンキングに対するin vitro 感受性 | 第48回 | 角膜カンファランス2024 | 2024 | 2 | 一般講演 |
森洋斉 | 国産画像鮮明化技術がもたらす医療現場の革新 | 第47回 | 日本眼科手術学会総会 | 2024 | 2 | セミナー |
石原誠都、上田晃史、森洋斉、子島良平、南慶一郎、宮田和典 | 成熟白内障に対する白内障手術の術後成績の検討 | 第47回 | 日本眼科手術学会総会 | 2024 | 2 | 一般講演 |
外山直樹、向坂俊裕、貝田智子、森洋斉、宮田和典 | 網膜色素変性症に対する白内障手術の長期成績 | 第47回 | 日本眼科手術学会総会 | 2024 | 2 | 一般講演 |
子島良平 | 前眼部疾患の手術トリアージ 介入の時期と術式 感染性角膜炎 | 第47回 | 日本眼科手術学会総会 | 2024 | 2 | セミナー |
森洋斉 | シンポジウム1 白内障手術に大切な、瞳孔機能と瞳孔の取り扱い 人工虹彩の今 | 第47回 | 日本眼科手術学会総会 | 2024 | 2 | シンポジウム |
第43回日本眼科手術学会 特別講演
第43回日本眼科手術学会 特別講演
2020年1月24日~26日に行われました第43回日本眼科手術学会学術総会(東京国際フォーラム)にて、特別講演をさせて頂きました。日本眼科手術学会は、眼科で行われる手術全ての分野を網羅した学会であり、自分の専門分野以外の知見についても横断的にアップデートできる大変有意義な学会です。そのような素晴らしい場において特別講演にご指名頂くことは誠に光栄の至りであります。
我々は患者様を治療する際に「Patient-based medicine(PBM)」を指針としています。PBMとは、自分の患者様のための臨床研究を行って得られたEvidenceと既報にあるEvidenceを融合し、最適な医療を提供することを意味します。本講演ではPBMを学術総会のテーマである「さらなる高みへ」導くために、新しい治療法や診断技術を評価し、「明日の前眼部手術」と題して白内障・角膜手術を再考しました。新しい治療として「角膜穿孔に対する生体接着剤シアノアクリレートを使用した穿孔閉鎖術」、「円錐角膜や感染性角膜炎に対するクロスリンキング」、新しい診断技術として「artificial intelligence(AI)による円錐角膜の重症度分類およびIOL度数計算」、「IOL眼の調節微動の評価」などを評価することで、不必要な手術を回避し、患者の負担を軽減できる可能性が示唆されました。特に近年進歩が目覚ましいAIは、今後の医療を考える上で必須の方法論であり、次世代のPBMに不可欠であると考えています。我々は常に最新で、最良の方法論を構築し、実行し、評価し続け、眼科手術のレベルをさらなる高みへ上げていかなければなりません。そして、質の高い医療を患者様へ提供することが責務であると考えております。
本講演に際し、多くの患者様や先生方にご協力頂き大変感謝しております。また、日頃から病院を支えてくれているスタッフの尽力があるからこそ為せるものと考えております。今後もどうぞお力添えのほどよろしくお願いいたします。
第43回日本眼科手術学会学術総会 特別講演 宮田 和典