超高齢者の眼科診療における臨床的特徴の検討
研究課題名
超高齢者の眼科診療における臨床的特徴の検討
研究機関
医療法人明和会(宮田眼科病院、宮田眼科鹿児島)
研究責任者
理事長 宮田和典
研究の目的
日本は高齢化が進んでおり、特に高齢者の眼科疾患が増加しています。角膜疾患、緑内障、加齢黄斑変性が主要な問題として挙げられ、これに関する疫学的研究も進んでいます。しかし、極端な高齢化社会に特化した研究は不足しています。本研究では、医療法人明和会(宮田眼科病院、宮田眼科鹿児島)における高齢者(65歳以上)と超高齢者(75歳以上)の眼科診療の臨床的特徴と治療法をレビューし、若年者と比較することにより、今後の治療方針に寄与することを目指します。今回の調査結果は、超高齢者の眼疾患およびその背景を理解し、今後の適切な治療を選択する上で参考になると期待されます。
研究の方法
対象となる患者さま
1989年1月から2024年12月までに医療法人明和会(宮田眼科病院、宮田眼科鹿児島)において眼科診療に必要な検査を行った以下の患者
1)75歳以上の超高齢者
2)65歳以上75歳未満の高齢者
3)対照群としての65歳未満の患者
利用するカルテ情報
性別、年齢、病名、視力、眼圧、治療法、治療経過
研究期間
倫理審査委員会承認後より、2026年12月31日まで
個人情報の取り扱い
収集したカルテ情報は、氏名、住所等、患者さまを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
資料管理責任者 宮田眼科病院 研究室長 岩崎琢也
情報管理責任者 宮田眼科病院 院長 宮田和典
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