黄斑疾患の自覚・他覚的視機能と網膜構造、QOLの検討

黄斑疾患の自覚・他覚的視機能と網膜構造、QOLの検討

研究協力のお願い

当科では「黄斑疾患の自覚・他覚的視機能と網膜構造、QOLの検討」という研究を日本医科大学中央倫理委員会の承認および研究機関の長(院長:宮田和典)の許可のもと、倫理指針および法令を遵守して行います。研究目的や研究方法は以下のとおりです。直接のご同意はいただかずに、この掲示によるお知らせをもって実施します。
皆様方には研究の趣旨をご理解いただき、本研究へのご協力をお願いします。この研究へのご参加を希望されない場合、途中からご参加取りやめを希望される場合、また、研究資料の閲覧・開示、個人情報の取り扱い、その他研究に関するご質問などは下記の問い合わせ先へご連絡ください。

1. 研究の対象

2020年1月1日から2026年6月30日までに日本医科大学付属病院、宮田眼科病院、うのき眼科で黄斑前膜、黄斑円孔、黄斑浮腫、網膜剥離又は孤立性脈絡膜陥凹診断された18歳以上80歳未満の患者さん。

2. 研究の目的

本研究の目的は、黄斑前膜、黄斑円孔、黄斑浮腫、網膜剥離、孤立性脈絡膜陥凹の患者さんにおける様々な視機能検査と光干渉断層計による網膜微細構造、視覚関連QOLに関するアンケート調査から、黄斑疾患の臨床像を包括的に評価することです。

3. 研究の方法

この研究は日本医科大学付属病院 眼科を研究代表機関とする多機関共同研究で、研究代表者は日本医科大学付属病院 眼科 岡本史樹、研究事務局は日本医科大学付属病院 眼科 後藤 均です。他の参加研究機関は宮田眼科病院(研究責任者:院長 宮田和典)、うのき眼科(研究責任者:院長 鵜木一彦)です。

2020年1月1日から2026年6月30日までに参加研究機関で、黄斑前膜、黄斑円孔、黄斑浮腫、網膜剥離、孤立性脈絡膜陥凹の診断を受けられた患者さんの、各種黄斑疾患の視機能と網膜構造・QOLとの関連を網羅的に解析し、それぞれの因子の関連を詳細に検討します。
研究実施期間は実施許可日から2027年6月30日までです。
本研究は、外部機関との利益相反はありません。

4. 研究に用いる試料・情報

この研究は、患者さんの以下の試料・情報を用いて行われます。

  • 試料:なし
  • 情報:性別、年齢、現病歴、既往歴、視力検査、コントラスト感度検査、QOLアンケートなど
  • 利用を開始する予定日:実施許可日(2024年2月19日)
  • 提供を開始する予定日:実施許可日(2024年3月19日)
  • 情報の提供を行う機関:宮田眼科病院(院長:宮田和典)、うのき眼科(院長:鵜木一彦)
  • 試料・情報の提供を受ける機関:日本医科大学付属病院(院長:汲田伸一郎)
  • 試料・情報の取得の方法:研究目的でない診療の過程で取得

この研究に関する情報は、容易に個人を特定できないように記号化した番号により管理され、日本医科大学付属病院 眼科 後藤 均が医局のインターネットに接続されてないパスワードのかかったパーソナルコンピュータに保管し、あなたの個人情報を個人が特定できる形で使用することはありません。
また、患者さんから、研究を継続されることについて同意の撤回がなされた場合は、個人情報は速やかに廃棄します。また、研究結果の報告、発表に関して、個人を特定される形では公表しません。

5. 問い合わせ先窓口

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の患者さんの個人情報および知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書および関連資料を閲覧することができます。
また、試料・情報が研究に用いられることについて、患者さんまたは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究の対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

研究責任医師:
宮田眼科病院 院長 宮田 和典
担当医師:宮田眼科病院 医師 森 洋斉
TEL:0986-22-1441