研究課題名
術中収差計を用いた角膜形状異常眼における術後屈折誤差改善効果の検討(多施設共同研究)
研究機関
中京眼科、宮田眼科病院、六本木柴眼科
研究代表者
宮田眼科病院 宮田和典
当院責任医師
宮田 和典
研究の目的
近年、術中収差計は白内障手術における眼内レンズ度数決定にもちいられるようになってきています。白内障の濁り(水晶体の濁り)を除去した状態で術中に計測することで、より正確に眼内レンズ度数を決定することが期待できます。術中収差計は、レーシック後などの角膜形状異常眼に対して有効性を示す研究結果がある一方、既存の方法と同等であるとの報告もあり、結論は出ていません。また円錐角膜においては、術中収差計の有効性は未知であります。今回多施設において、術中収差計を眼内レンズ度数決定に用いた際の、誤差を既存の方法と比較検討します。
研究の方法
対象となる患者さま
レーシックなどの角膜屈折矯正手術を受けられた患者さま、円錐角膜などの角膜の形に異常がある方で当院にて白内障手術を受けられた患者さま
利用するカルテ情報
性別、年齢、角膜形状などの生体計測値、術後屈折及び視力
研究期間
本研究は、倫理審査委員会の承認後開始し2023年3月31日まで実施されます。
個人情報の取扱い
提供するカルテ情報は名前、住所など患者さまを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
情報の管理
収集した情報は個人を特定するための情報を削除し、個人を特定できないようにして、以下に送付します。
データ統括担当 中京眼科 小島 隆司
送付されたデータは専用のエクセルファイルに保存され、研究の終了が報告された日から5年を経過又は研究結果の最終の公表について報告した日から3年を経過した日のいずれか遅い日まで厳重に管理されます。
また、当院の情報は研究責任者が厳重に管理致します。
ご協力いただけない場合
この研究にご協力いただけない場合は、問い合わせ先までご連絡ください。ご協力いただけなくても、患者さまに不利益は生じませんのでご安心ください。ご協力頂けない場合、他の研究機関へ提供された情報も含め、得られた情報は全て破棄します。ただし、ご協力頂けない旨の意思表示があった時点で既に研究結果が公表されていた場合など、データから除けない場合もあります。
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お問い合わせ先
宮田眼科病院
お問い合わせはメール、FAX、電話でお願い致します。
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