研究課題名
屈折矯正手術後眼の白内障手術の検討
研究機関
宮田眼科病院、鹿児島宮田眼科、北里大学、六本木柴眼科、名古屋アイクリニック、中京眼科、東京医療センター、慶應義塾大学、筑波大学
研究代表者
宮田 和典
医療法人明和会理事長(宮田眼科病院、鹿児島宮田眼科)
当院責任医師
宮田 和典
研究の目的
白内障手術では患者さまの生活に合わせて、満足していだたけるように術後の視機能を予測して最適に眼内レンズの度数を選びます。術前に予測した視機能と術後の実際の視機能の差を術後予測屈折誤差と言います。最近では技術の発展に伴い通常例に対する予測屈折誤差は年々改善し小さくなっています。
一方LASIKなどの屈折矯正手術を受けた患者さまの白内障手術では予測屈折誤差の精度には未だに課題が残っています。
そこで、屈折矯正手術を受けた患者さまで白内障手術を実施した患者さまのデータを収集し、現状における最も予測精度の良い計算式を検証することにしました。この研究により高精度な予測方法を特定もしくは開発することができれば、白内障術後屈折誤差が改善され、白内障術後患者の視覚の質と満足度を向上させることが期待できます。
研究の方法
対象となる患者さま
屈折矯正手術を受け、各研究機関で白内障手術を受けた患者さま
利用するカルテ情報
- 患者情報(年齢,性別,年齢、性別、屈折矯正手術施行日、屈折矯正手術種類)
- 検査結果(視力、眼圧、レフラクトメーター、光学式眼軸長測定、前眼部光干渉断層計、角膜形状解析装置
研究期間
本研究は、倫理審査委員会の承認後開始し2026年12月31日まで実施されます。
個人情報の取り扱い
提供するカルテ情報は名前、住所など患者さまを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
情報の管理
収集した情報は個人を特定するための情報を削除し、個人を特定できないようにして、以下に送付します。
データ統括担当医師 後藤 聡
東京医療センター
東京都目黒区東が丘2-5-1
送付されたデータはで東京医療センターで厳重に管理・保存され、研究の終了が報告された日から5年を経過又は研究結果の最終の公表について報告した日から3年を経過した日のいずれか遅い日まで保存し、その後廃棄します。
また、当院の情報は研究責任者が厳重に管理致します。
ご協力いただけない場合
この研究にご協力いただけない場合は、問い合わせ先までご連絡ください。ご協力いただけなくても、患者さまに不利益は生じませんのでご安心ください。ご協力頂けない場合、他の研究機関へ提供された情報も含め、得られた情報は全て破棄します。ただし、ご協力頂けない旨の意思表示があった時点で既に研究結果が公表されていた場合など、データから除けない場合もあります。
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さまの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
お問い合わせ先
宮田眼科病院
お問い合わせはメール、FAX、電話でお願い致します。
TEL 0986-22-1441
FAX 0986-24-2174
メール問い合わせは以下のURLから問い合わせ用フォームでご連絡ください。
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