研究課題名
生体接着剤を用いた翼状片手術の有効性の検討
研究機関
宮田眼科病院
研究代表者
宮田眼科病院 院長 宮田 和典
研究の目的
翼状片に対する有茎または遊離結膜弁移植は、結膜縫合を行うのが一般的です。しかし、縫合糸は術後疼痛や炎症、感染のリスクとなることが懸念されます。近年、縫合を行わない方法としてfibrin glueなどの生体接着剤を用いた術式が行われております。そこで今回生体接着剤であるfibrin glueを用いた翼状片手術の有効性を検討することと致しました。
研究の方法
対象となる患者さま
2018年2月~2021年1月までに当院で片眼を縫合による有茎弁移植術、僚眼を無縫合でfibrin glueを用いた遊離弁移植術を行った患者さまで、この研究にカルテの情報を提供することに同意していだたいた患者さまを対象としています。
利用するカルテ情報
年齢、性別、視力、自覚屈折度数、翼状片のGrade、眼合併症、術前及び術後の角膜形状解析結果、術後における疼痛の強さ、頻度、術後1年での再発の有無
個人情報の取扱い
提供するカルテ情報は名前、住所など患者さまを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
情報管理責任者
宮田眼科病院 診療部長 森 洋斉
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さまの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
お問い合わせ先
宮田眼科病院
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