研究課題名
眼内レンズ挿入後における視機能の安定性の評価
研究機関
宮田眼科病院
鹿児島宮田眼科
研究代表者
宮田眼科病院 理事長 宮田 和典
研究の目的
白内障眼内レンズ挿入手術はこの20年で飛躍的に進歩し、眼内レンズも、品質と光学特性の改良や多焦点IOL、乱視矯正IOLなど多機能IOLが使用されています。しかし患者さまの視機能や満足度をより良くするためには、術後の屈折誤差などまだまだ改善すべき課題があります。当院では、眼内レンズ挿入後の患者さまの視機能の評価についてこれまで多くの研究を行ってまいり、眼内レンズの改善などに寄与してきました。今回、これらの検討を踏まえて、今後継続的に術後視機能の評価を検討していくことに致しました。こうした継続的研究によって、術後の視機能や患者さまの満足度を高めることに貢献していきたいと考えています。
研究の方法
対象となる患者さま
当院で白内障手術を実施する患者さまで、この研究にカルテの情報を提供することに同意していだたいた患者さまを対象としています。
利用するカルテ情報
以下の情報や検査結果の一部または全部を使用します。
年齢、性別、全身合併症および眼部既往歴および眼部合併症の有無、眼部手術既往歴、視力(全距離視力などを含む)及び自覚屈折検査、他覚屈折検査、眼圧、フレア値、角膜曲率半径、細隙灯顕微鏡検査、角膜形状解析、前眼部OCT、角膜内皮細胞密度、コントラスト感度、瞳孔径、収差、他覚所見(充血、後嚢混濁、前嚢収縮、グリスニング、レンズ偏位など)、自覚症状(眼痛、視力低下、目が赤い、目がかすむなど)、IOL前後面散乱、偏心・傾斜・回旋、後嚢混濁、後眼部OCT、手術情報、・YAGレーザ施行有無、 併用薬、術後合併症、 不具合、患者満足度調査
個人情報の取扱い
提供するカルテ情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
情報管理責任者
宮田眼科病院 理事長 宮田 和典
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さまの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
お問い合わせ先
宮田眼科病院
お問い合わせはメール、FAX、電話でお願い致します。
TEL 0986-22-1441
FAX 0986-24-2174
メール問い合わせは以下のURLから問い合わせ用フォームでご連絡ください。
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