研究課題名
白内障術後の乱視が裸眼視力に与える影響
研究機関
宮田眼科病院
筑波大学附属病院眼科
研究責任者
宮田眼科病院 院長 宮田 和典
研究の目的
白内障術後の乱視が残っていると裸眼視力を低下させます。トーリック眼内レンズ(乱視矯正用眼内レンズ)によって、白内障術後の裸眼視力が向上しました。しかし日常診療では、中等度の乱視が残っていても、良好な裸眼視力が得られる症例や,反対に軽度の乱視でも裸眼視力が低下する症例を経験します。この研究の目的は、白内障術後の乱視状態と裸眼視力の関係とそれに関連する因子を検討して、それぞれの症例のトーリック眼内レンズの適応を考えることです。
研究の方法
対象となる患者さま
2015年1月~2019年11月までに当院で白内障手術を実施した患者さまで、カルテに以下のデータが記載されている20歳以上の患者さまを対象にしております。
利用するカルテ情報
- 患者情報(年齢、性別、術眼)
- 術前情報(裸眼視力、矯正視力、自覚屈折、角膜乱視、眼軸長、前房深度)
- 手術情報(手術日、術者、眼内レンズ、眼内レンズパワー)
- 術後情報(裸眼視力、矯正視力、自覚屈折)
利用する試料
なし
個人情報の取扱い
提供するカルテ情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
情報管理責任者
宮田眼科病院 院長 宮田 和典
試料・情報の提供先と責任者
筑波大学附属病院眼科
茨城県つくば市天久保2丁目1-1
TEL: 029-853-3900
病院講師 長谷川 優実
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お問い合わせ先
宮田眼科病院
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